歯科衛生士の婿

歯科衛生士話は少なめ。主にクルマと仕事のこと。

教師のいう「社会に出たらやっていけない」 全く信用できない説

「お前そんなんじゃ社会に出たらやっていけないぞ」

 

多分高校卒業するまでに数十回は言われた言葉だ。それも複数の先生から。

 

残念ながら僕は東京で元気にやっています。

高校の時から、すぐに人を嫌いになり、すぐに飽きて別のことをやる性格は全く変わっていないけど、ちゃんと社会人としてやれている(はず)。

 

そんなことより先生方、社会に出たらやっていけいないのはそちらではありませんか?と言ってやりたい。

 

田舎教師、世間を知らず

大体、田舎の公立高校の教師というのは、高校→大学→教員試験→採用。と一直線の人生を歩んでいるので、そもそも外の世界を知らない。

高校・大学・採用まで全て地元で完結している、地方に引きこもり系教師もいる。

 

そんな人が「社会に出たらやっていけないぞ」にはなんの説得力もない。

社内を知らないのは教師自身なのだから。

 

数学の使い方ぐらい教えてよ

だから、数学教師に「数学って社会人になっても使いますか?」と聞いても答えてくれない。僕の高校の教師に同じことを聞いたことがある。帰ってきた答えは、「社会人になって使うかどうかではなく、高校生はやることに決まっている」というものだった。

その時は「ああ、特に理由はないのか」と納得はしていなかったけど、そんなものかと諦めた。

 

が、しかし。35歳になってめっちゃ使ってるんですけど、、、

今思えば、彼は数学を実務に使っている例を知らなかったんだろうね。だから決まりなんだという全く学ぶ理由になっていない答えしか出てこない。

 

しかし、数学使わないなら文系でいーや、と思ってしまった20年前の僕を叱りつけたい。社会人になったら数学の知識と感覚がこんなに大事だって、なんで先生教えてくれないんだよ!と思ったけど当たり前。

「教師は社会を知らないから、社会のことは教えられない」のだ。

 

そんな教師から「社会に出たら、、、」という言葉が吐かれるのはもはやギャグである。

日本の教育制度に問題があるのかもしれないけど、小中高でやる教育の中身になんの意味があるのか、先生方ももう一度考えたほうがいい。

 

こういう授業してほしかったなー、と思うこと

社会人になってからは特に考えることが多くなったけど、中高の各教科ではこういうことを教えてほしかった。

 

・国語

現代文においては論理的思考と論理的に書く、読んでもらう大切さと技法。

正しい慣用句や言葉遣いを学ぶ内容は良かったと思う。でも作者の気持ちを考えろとかは論理性がかけていることが多かったように思う。というか作者じゃなくて出題者の妄想を答えろ、になっていた。これは見直してほしい。

古文は現代文と全く違って文化教育だと思っているので、正直時間減らしてくれていいと思う。

 

 

・理科/化学/生物など

物質がどう変化するのだとか、基礎的な部分がしれたのは良かった。

が、学校でやる「実験」は実験ではなく体験というか実演だったんじゃないかな。仮説があってそれを証明するための行動が実験だと思っているけど、学校でやる実験は結果ありきの出来レース。

世の中の科学者が沢山失敗しながら仮説検証してるんだよ、というプロセスの一旦を見せるだけでも重要じゃないだろうか。

 

・歴史

歴史の授業は大好きだったけど、これも社会でどう役に立つの?と聞いても「趣味」と答えられたぐらいに謎科目だった。

しかし、国際化が進む今、各国の歴史を知ることはその国の人へのリスペクトを持つという意味と、失礼なことを言っちゃわないような気遣いのためには重要だと思う。

僕の女友達で、ポーランド人と付き合っている人がいるが、そのポーランド人の彼氏さんは、やっぱりドイツが死ぬほど嫌いなんだそう。うっかり飲み会の場所をドイツ居酒屋なんかにしたら、ぎくしゃくしちゃうかもしれないワケ。

そういう事態を避けるためにも、歴史って重要だな、と思う。

日本史も外国の方に聞かれて応えられるようにはなっておきたいなと思うけど、日本史未履修なのでわからない、、、幕末だけ知ってる。

 

・数学

将来役に立たなさそうな科目ランキングを作ったら、高確率で上位だと思うが、前述したとおり、数学は社会のどこで使うかわからない。

測量士になるかもしれないし、統計家になるかもしれない。パイロットや宇宙飛行士にも必要。そういう可能性を潰さないためにも「実務で使える数学」の事例でもいいから教えてほしかった。

 

・体育

最近話題になってるっぽいけど、まあ運動習慣と健康には一定の相関があるみたいなので、運動嫌いをなくす程度には体育やっておいたほうがいいんじゃないかな。

問題は身体能力が低い人が劣等感を抱かないこと。

10キロ走れる人もいれば2キロが限界の人もいる。一人ひとりの能力に合わせた目標設定をして、好きに体動かそうよ、というので十分じゃないか。

授業でやる野球も、スポンジボールとプラスチックのバットでやれば楽しいしルールも覚えられる。ガチでやりたい人は部活やればいいんだから。

 

・英語

人の発音を笑うな。

 

 

あー、書いてみたらすごい簡単なことじゃないか。

文部科学省の縛りがあるとはいえ、ちょっとのことで実現できそうなことが多いな。 

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