歯科衛生士の婿

歯科衛生士話は少なめ。主にクルマと仕事のこと。

モンドセレクションについて調べてみたらなんとも言えない生ぬるい気分になった

 

モンドセレクションを受賞した商品、最近多いですよね。

コンビニやスーパーで見ないことはないほど、モンドセレクションのメダルをつけた商品があふれています。

 

モンドセレクションってなんだっけ??

よく目にするモンドセレクション。日本で有名になったのはサントリーのプレミアムモルツのCMだったように思います。

何年前だったか忘れましたが、あ、なんか横文字のすごい賞とったのね。日本すごい!サントリーやるじゃん!ぐらいに思っていたのですが、数年のうちに多くの会社がモンドセレクション受賞を宣伝するようになったので、すぐに有り難みが薄れてしまいました。

ではモンドセレクションって一体なんなのか。実はちゃんと調べたことがなかったので、この機会に調べてみました。

 

↓ちゃんと日本語のページが用意されていました

http://www.monde-selection.com/jp/

 

我々のミッションは世界各国から寄せられる消費生活製品を評価し、品質に応じて表彰することにあり、モンドセレクションの優秀品質賞は世界的に高く評価されております。

(http://www.monde-selection.com/)

なにやら崇高なミッションをお持ちのようです

 

優秀品質ラベルは、受賞製品が独立専門家審査員グループによって公平な立場から審査し、その高品質を評価・表彰した商品であることを認定するものです。審査員グループは、ミシュランスターシェフ、フランス料理アカデミー・メンバー、醸造技術者、大学講師、栄養並びヘルスコンサルタント、化学技術者、著名ワイン専門家やソムリエといった70名以上の有数な専門家によって構成されています。

なんか日本語が怪しいのですが、いろんな人材が審査に関わっているようですね。

 

審査対象 

モンドセレクションて、ビールとか日本酒のイメージが強いのですが、公式ウェブサイトによると、セレクションカテゴリは以下。

» スピリッツ並びリキュール» ビール、水 ならび ソフトドリンク» 食品部門» ダイエットならび健康製品» 化粧品ならびトイレタリー製品 » インターナショナルワインコンテスト» タバコ

食品の他に化粧品なんかもモンドセレクションの審査対象のようです。タバコなんてのは意外ですね。

 

さて、これらのカテゴリの製品はどんな項目で審査されているのでしょうか。と思って調べてみたのですが、公式サイトからはさっぱり出てこず。僕の探し方が悪いのでしょうか。

唯一、お酒の審査については以下の記述が見つかりました。

テースティングの課程は主に官能的分析に基ずいて行われます。

官能分析の基準は以下の通りです:

  • 視覚による密度、容姿、種類、光沢、透明度の評価
  • 嗅覚によるブーケ、香りとアローマの評価
  • 味覚によるテーストとフレーバーの評価
  • ノーズと口内での広がり及び上記項目を総体的に評価します。

ブーケとかアローマだそうです。日本酒とかでもアローマ感じるんですかね。

 

仕方がないので、Googleで「モンドセレクション 審査項目」で調べてみると、ブルーベリーアイで有名なわかさ生活さんのウェブサイトがヒットしました。

www.wakasa.jp

残念ながらここでも具体的な審査項目は確認できず、20項目の審査があるということだけがわかりました。20項目が少ないのか多いのかわかりませんが、、、

 

日本でしか通用しないらしい

だんだん怪しくなってきたし、面倒になった調べるのをやめたのですが、あちこちのサイトに日本人ぐらいしかありがたがらない、という記述を見るので、これが本当かどうか知りたくなりました。

 

モンドセレクションの公式ウェブサイトに2016年の受賞製品についての統計がありました。

http://www.monde-selection.com/jp/7.0_Awards_Results/7.1_Statistics/7.1.7_2016/7.1.7_Statistics_2016.asp

これを見ると、2618件ある受賞製品のうち、2117製品がアジアからの出品だそう。

アジアの内訳はわからないのですが、なんとなく日本でしか知名度がない、という話の信憑性が増しました。

 

念のため、Similarwebをつかって、モンドセレクションのウェブサイトを見ている人が、どこの国の人なのか調べてみました。

f:id:Nerimar:20160709153652p:plain

↑結果はこちら

7割が日本からの接続でしたww

恥ずかしいw

 

あとはスペイン中国マレーシア台湾。

開催国ベルギーが入賞していないという悲しい結果と相成りました。

 

ところで地元ヨーロッパでもあまり注目されていない様子のモンドセレクション。

審査費用は1100ユーロらしいのですが、2600製品集まっても売上金が日本円で3億円ちょっとぐらいにしかならないのですが、そんな予算でまともな審査ができるのか、気になってきました。

3億円で70人もの審査スタッフ、運営スタッフ、授賞式とかメダルの授与とか。

他に何か財源があるのでしょうか。よくわかりませんが、とりあえずモンドセレクションが日本でしか有名じゃないのは正しそうなので、今度スーパーとかで見ても生ぬるい目で見ておくことにしましょう。

 

そういえば、ISO取得と同じように、モンドセレクション受賞専門のコンサルがいるらしいですね。なので当たり前ですが、企業が払うお金は1100ユーロの審査費用だけではありません。製品の価格に載っていないことを祈ります。