歯科衛生士の婿

歯科衛生士話は少なめ。主にクルマと仕事のこと。

ブラック企業でボロボロにされて逃げるまでの経緯(後編)

こんにちは。ねりマールです。

ブラック企業からの逃走の経緯について。

前編はこちら

 

さて、徹夜が続き、これ以上ないわと思った私はシャワールームでうずくまり泣いているところを妻に発見されます。

そのままお休みをいただくことになったので、その経緯を書いていきます。

 

 

まずは精神科に行って診断書をもらう

とりあえずその日は体調不良でお休みすることを上司と他のメンバーに伝えます。

そのあと精神科に行き「急に会社に行けなくなった」と伝えると、「適応障害」と診断され、1か月の療養を要する、という診断書をもらってきました。

これは妻の勧め。妻もかつて鬱病になりかけ、精神科に通っていたことがありました。妻の場合は私よりももっとブラックな企業に勤めており、弁護士を挟んで喧嘩していました。この話はいつかどこかで書きたいと思います。。。

 

診断書をもらって帰宅してから、上司に電話してしばらく休むことにしました。

 

上司の「俺はもっと働いた」を聞かされる

1週間ほど休んでいると、上司から電話があり、ちょっと二人で話さないか、とのこと。

嫌だったのですが、面談ぐらいには応じないと後々面倒そうなので行ってきました。

そこで交わされた会話が、大体こんな感じでした。

 

上司「なんでこんなことになっちゃった?」

私「ちょっと仕事量が多すぎたような。。。手一杯でこれ以上増やされるとかきつすぎます」

上司「そんなに働いていた?」

私「え?(毎週徹夜してたがな、、、)」

上司「俺は君ぐらいのころはもっと働いていたよ」

私「・・・・。(嘘やろ。話盛ってるやろ)」

上司「俺も体壊したことあるけど、君よりもっとひどかったよ。こんなの軽い軽い」

私「・・・・。(ダメだこいつ)」

 

というわけで、ろくに面談らしい会話もなく、ほとんど昔のおれはすごかった、という田舎のヤンキーがそのまま大人になってしまったようなオッサンの話を小一時間聞いて終わりました。

 

この時点で、私は会社を辞めることを決意します。

 

当面の生活資金をどうにかする

さて、辞めるのは簡単ですが、お金は大事。最低限のお金がないと暮らしていけません。

幸いにも保険組合の傷病手当金が使えることが分かりましたので、申請をしておきました。

申請には「診断書」のほかに会社の人事が発行するこれまでの給与支払いの証明のようなものが必要です。保険組合ごとに異なると思いますので、組合の担当に確認した方がいいと思いますが、割と簡単に申請が完了しました。

ここで人事が対応してくれない、ということがあればそれはブラックどころの話ではないので、保険組合もしくは労働基準監督署などに相談するのがいいと思います。さすがにそんなところは少ないと思いますが、、、

 

傷病手当金の支給額は「月給の3分の2」です。正直ぎりぎりの金額ですがないよりはマシですね。

 

転職活動を開始する

さて、当面の生活費のことは何とかなりましたので、本格的に転職活動をすることにしました。

今回は転職エージェントに登録したのですが、登録するべきところはその人の仕事内容によって結構変わってくるので、どこがいいとは言いませんが、大手に行きたい場合は大手のエージェントがいいのではないでしょうか。

 

会社に辞意を伝える

びっくりするほど簡単に次が決まったので、あっさり退職することにしました。

一応当時の所属会社のルールとして、「課長」「部長」「事業部長」の順で面談をしなければならないとのこと。

それぞれの反応が面白かったのでまとめてみます。

 

  • 課長の反応
    ブチ切れ。「最低だ」「もう社会人として失格」「二度とそのツラ見せるな」などの罵声をいただきました。まあ病気で休んでいる人に対して「俺はもっと働いた」なんて言ってくる人ですから、大体想像はつきましたw
    この時点で愛想が尽きていましたので、はいはいと返事しておさらば。私も二度と会いたくありません。
  • 部長の反応
    笑ってました。「そんなこともあるよねー」「次は同じことにならんように気をつけなよ」「いい仕事できるといいね」「で、次どこ行くの???」という雑談ベースのもの。後でわかったのですが、この部長さんはこの時点でヘッドハンティングされていて、別の会社に行くのが決まっていたらしいです。なのでこんなに軽かったのですかね。もう関係なくなるわけですから。
  • 事業部長の反応
    ガチ謝罪。「こんなことになるまで放っておいてしまった済まなかった」「俺の責任だ」「今後同じようなことにならないために、いろいろと聞かせてくれないか」と、さすがの反応。これは快く答えておきました。課長クラスの人たちの理解が足りなさすぎる、という点を中心にw

 

そんなこんなで面談を終え、一応「円満」に退社が完了しました。

 

ちなみにですが、私の退職をきっかけに、その後半年以内に仲の良かったメンバーが10人近く辞めていきました。

私に人望があったとかそういうことではなく、人材を大切にしない会社だということがはっきりと分かったためです。

私はある分野においてはそれなりの技術力と経験があり、当時はそのような人材が少なく、社内でも専門でやっているのは私だけでした。

その分野の仕事をこれから増やしていこうとしているのに、ノウハウを持った人を使い捨てにするような考え方に嫌気がさしているらしいです。

 

企業を動かすのは人であり、何かを生み出すのも人ですが、なぜかそれがわからない人が多いですね。経営側に回るとわからなくなるのでしょうか。

 

とりあえずブラック企業からの逃走劇の経緯はこれで終わりです。

 

ヤバイと思ったら逃げろ

今回、割とあっさりと社会復帰できたのは、早い段階で休む→辞める(転職)という判断をしたからだと思っています。

その会社を辞めたからと言って死ぬわけではなく、肩書と収入が変わるだけ。それで何年も働けなくなるなんてアホらしいですよね。会社は守ってくれません。

「あ、ヤバイかも」と思ったら一度休んでみてはどうでしょうか。