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歯科衛生士の婿

歯科衛生士話は少なめ。主にクルマと仕事のこと。

ちょっとやりすぎな新人研修を見た話

昨日、会社から帰る途中の電車で、おそらく新卒入社したばかりの若い社会人男性があるプリントの束をもって、必死に何かを書き込んでいました。

 

なんとなく気になって、覗いてみると(よくない)、どうやらビジネスマナーの研修資料のようでした。

文章の穴埋め問題になっていて、新人さんは必死にスマホで検索しながら空欄を埋めていたのですが、内容が結構衝撃的でした。

 

最初に目に入った問題は、

「飲み会では___を死守し、上司、先輩社員より___には絶対に座らないこと」

これ、答えは「下座」と「上座」なんですが、わざわざ問題にすることですかね?

 

あと、

「先輩との飲み会では常に気を配り、先輩に気を使わせてはいけません。先輩のグラスの中身が少なくなっていたら、すかさず___し、先輩の飲み物がなくならないようにしなくてはなりません。その際____が上にくるように瓶を持たなければなりません。」

これ、たぶん答えは「お酌」と「ラベル」何ですが、大きな会社とかではこういった研修までやるんですね。

 

私は最初に入った会社がベンチャー系の会社でしたので、このような細かい研修はなく、名刺の渡し方程度しか教えてもらえませんでした。

あとはネットで調べるなり先輩に怒られるなりしたもんです。

自分の若い頃のほうが良かった、とは言いませんが、このような研修をしていては逆に新人さんが育たないのではないかな、と思うのです。

 

聞かずに教えてもらったことや読んだだけのことはあまり身につきません。

特に飲み会でのマナーなどは、新人のうちに恥をかいたり先輩にたしなめられたりして身に着けていくのではないでしょうか。恥をかくのが嫌なひとや感度が高い人は最初から自分で調べて武装しますが、そうでない人はある程度のショックを受けないと覚えません。

 

新人のうちは飲み会の失敗程度は、その場では恥をかき、叱られるかもしれませんが、すぐに笑って流してくれます。新人のうちだけですが。お客様や取引先に失礼を働いてしまっても、それをかばってやるのが上司や先輩の仕事です。

新人のうちはどんどん恥をかかせて叱ってやるべきなんだと思います。

 

飲み会のマナー程度であれば、珍しい研修だなー、と思いますが、これが技術的なもの、ビジネスの進め方でも同じような研修をしているのであれば、日本の若者が育たない理由がわかるような気がします。

だって成長させる気がないんですもの。

かわいい子には旅をさせよといいますが、若いビジネスマンにももっと冒険させたほうがいいと思います。

新人の頃はよく、たくさん失敗しろ、とか言われますが、この研修を見る限り失敗させる気はないみたいですね。成功もしなさそうですが。。。